猫の恩返し

ある夏の日、私は【幸せ】とゆう名の原石を拾った。

猫4匹とアラサー1人、賑やかに生活中。

距離が縮みだす

ママちゃんと出会ったのも、ママちゃん一家が住み着いたのも、当時私が勤めていた会社の小さな営業所(プレハブ)の床下でした。



日中の営業所にはほとんど私しかいないような職場だったので、私とママちゃんとの距離はグングン縮みました。



毎朝、私が出勤するとどこからともなく走ってきて、少し可愛い鳴き声を出すようにもなり、くつろぐ姿も見れるようになりました。



今で言うブラック企業だったその会社への出勤が楽しみになったのは、間違いなくママちゃんのお陰でした。



しかし程なくして血の気の引くような出来事が起きました。

少し自己紹介

私は昔から動物が大好きです。



ママちゃんと出会った当時も、フェレットを2匹飼っていました。

カルビ

ユッケ


最盛期には、カルビユッケに加えて

クッパ

めろん

もいました。



ママちゃん一家も、すぐにでも保護してあげたかったのですが、当時カルビが闘病中でしたし、住んでいたアパートは小動物までしか飼えませんでした。



なので、保護は出来ずにいました。

原石が増えた日

最初こそフーフーッカッカッ(#`□´)と怒り、全く近寄れなかったドロドロの野良猫。



しかし2~3日で少し馴れてくれ、ご飯も食べてくれるようになりました。

いっぱいお食べ~いっぱい太れ~と念じながらの餌付けでした。



そんなある日

何か小さいの増えてる!!とビックリ



ここは安全と思ったのか、ドロドロ野良猫が子供を連れて来たのです。

お母さんだったのか…。



子猫は合計4匹でした。



この日から野良猫は『ママちゃん』と呼ぶ事にしました。