猫の恩返し

ある夏の日、私は【幸せ】とゆう名の原石を拾った。

猫4匹とアラサー1人、賑やかに生活中。

焦りばかりが募る

この頃、飼っていたフェレットのカルビの病気が少しずつ悪化していました。

副腎腫瘍や排尿困難やリバースなど…。



フェレットに限らず動物の治療費は高いです。



先の見えない高額治療に金銭的にも追い込まれ、肌のケアは100均のハンドクリームで済ませたりしていました。



カルビを助けたい、猫達も助けたい、と精神的にもかなり追い込まれ、焦り、毎日どうしたら良いのか考え悩み、心の中で『誰か助けて!』と叫んでいました。

里親探しに大苦戦

餌付け当初から、SNSや犬猫里親掲示板などで里親募集をかけていましたが、全く問い合わせがなく…。



その間にも少しずつ成長し、色んな所をチョコマカ探検し出した子猫達が心配で心配で

ついに営業所内に入れてしまいました。



クーラーの効いた営業所内は、灼熱の屋外で子育てに疲れたママちゃん&子猫達の癒しタイムになったと思います。爆睡でした。

可愛いチビ達。

手前をチビマル(♀)、奥をオレンジ(♂)と名付けました。



本社にバレたら大事でしたが、お客様には大好評で、あっという間に営業所のアイドルになりました。



この頃から子猫達の人慣れにも差が出始め、ヒジキ(♂)と名付けたキジトラの子猫は人に対する警戒心が強くなってしまい、この時も姿を現しませんでした。



早く里親さんを探さないと…と気持ちばかりが焦りました。

屋外は危険がいっぱい

ある日、いつものように出勤すると

駐車場でママちゃんが横たわっていました。



慌てて走り寄り、ママちゃん!ママちゃん?!と半狂乱になりながら揺さぶりましたが



\シャキーン♪/

全然元気でした。ブハッ( ゜д゜)、;'.・



すっかり私に馴れ、お腹を見せてグネグネしてくれましたが、嫌な汗をかかされました。



と言うのも、ママちゃん一家のいる場所は工場地帯の中で、真横には国道が走っているような所だったからです。



いつ何が起きても不思議ではありませんでしたし、実際、この頃子猫が1匹行方不明になってしまっていました。



安全確保をしなければ…と強く思いました。